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低身長・小柄男性のためのメンズ小さいサイズ専門ブランドRetroPics.(レトロピクス)です。
”小柄男性の個性”を活かし、自分らしく自信をもった日々を過ごせる服をお届けするメンズファッションブランドです。
「低身長男性が、自信を持って気持ちよく過ごせる洋服を作りたい」
「低身長男性が、楽しんで洋服を選び、なりたい自分になれる日常を作りたい」
この想いをコンセプトとし、10年以上続くメンズファッションブランドになりました。
Retropics.は160cmを基準とした小柄男性の体型に合わせて設計した、どこにもないジャストフィットをお届けし続けています。
ブログやInstagramでは、低身長メンズファッションのノウハウやテクニック、コーディネートを発信しています。
そんな活動を続けているRetroPics.について、ここでは現店長のファッションストーリーをご紹介致します。
はじめまして。
低身長・小柄な男性のためのメンズ小さいサイズ専門ブランドRetroPics.(レトロピクス)」の店長を努めております伊藤雄基と申します。
このページではぼく自身についてお話しさせていただきます。
小柄男性なりに手探りで試みた時代
僕は昔から低身長・小柄な男性でした。
中学一年生132cmで中学3年生で152cmと20cm伸びたもののすぐに止まり、現在は158cmで、これは日本人女性の平均身長です。超がつく田舎育ちでファッションに全く気を使わず、同級生にはいつも同じ服と言われていて、かっこいいと思って着ていた服はサイズが大きい上にダサいと言われていました。
ファッションは18歳のときに上京して少し意識するようになりました。
20歳のあるときに自分なりにかっこいいと思った服装で学校に行き教室の扉を開けた瞬間、教室にいた全員にダサいと笑われてすごく恥ずかしい思いをしました。
正直自分なりにかっこいいとも思っていたので、心にぐさりときてかなり凹みました。
そこからおしゃれに気を使うようになりました。
そこで若者向けの雑誌を読みあさり、近くのメンズブランドに足を運んだりして買い物をしました。
しかし周りから「オシャレだね」と言われたことは一度もありませんでした・・・。
店長さんにおすすめされて似合う商品を買ったのにもかかわらずです。
低身長だとおしゃれはできないと思った
洋服を探している中でぼくはある結論にたどり着きました。
ぼくに合うサイズの服はどこにもない。
着られる服がないんだから、どう頑張ったっておしゃれになることはできないんだと思うようになりました。
わたしは高校を卒業して田舎から上京しいろんな視線にさらされるうちに 、自分が低身長であるせいで女性からの評価が低く 、いくら努力しようが、背伸びしてブランドの服を買おうが、低身長ではおしゃれにはなれずモテないことに気づきました。
ファッションの影響力を知った
低身長なだけでなく自分にはファッションセンスがないと気づきました。
もう自分で服を探してもコーディネートしても絶対おしゃれになることはできないと思った僕は、おしゃれでファッションが好きな女の子に、一緒に買い物に行って服を選んでもらえないかとお願いしました。
快く受けてくれて、お店から服まで教えてもらいながら自分の意見は一切言わず、全てお任せで選んでもらった服を買いました。
おしゃれだね、いい感じだねと言われたのは、その女の子と一緒に服屋に行って選んでもらった服を着たときでした。
そして服がよくなるだけで周りの反応がこんなにも変わるのか、自分の評価が変わるのかと思い知りました。
単純かもしれませんが、これがきっかけで僕はファッションを好きになりました。
アパレル店員に
古着屋などでとにかく安い服を買い漁っては、毎日違う服装をしてコーディネートをして楽しんでいました。
ファッションは僕の趣味となり、ついには趣味が高じて24歳のときにアパレルショップで働くことになりました。
採用してくれた当時の店長の僕の印象はあかぬけない子だったそうです。
サイズは妥協しながらも毎日コーディネートをしていて、少しはセンスが身についたと思っていただけに結構凹みました。
そこでぼくはやはり自分はおしゃれになれないと思ったのです。
身長は低いし、自分に合うサイズの服はないし、コーディネートをたくさんしたにも関わらずファッションセンスが全くに身につかなかったし、ぼくは自分の力でおしゃれになることはできないと。
ファッションの価値観が変わった一言
「身体にコンプレックスのない人間はいない。みんな工夫して服を着てるんだよ」
サイズがないから着られる服が全然ないと言っていたぼくに対して店長が言った一言です。
店長にとっては何気ない一言だったかもしれませんが、「もうおしゃれになることはできない」と思い込んでいた当時のぼくには、ガツンと殴られたような大きい衝撃でした。
160cmもないぼくから見ると、身長がある人はどんな服も着るだけで簡単にサマになる、何でも似合ってずるいと思っていたからです。
それからぼくは、低身長のせいでおしゃれになれないのではなく、サイズが合わないなかで工夫していないことが問題だったと思うようになりました。
低身長でおしゃれになる方法を考え始める
仕事をしていく中で、おしゃれな人を研究するようになりました。
おしゃれな人ほどサイズにこだわっていることがわかりました。
またサイズが少し合わないなら合わないなりに、工夫して着ていることをはじめて知りました。
そして、ファッションセンスが特別あるわけではないということにも気づきました。
そこからぼくは、サイズが合わないなりの着こなしの工夫を研究していく中で、お客様に似合うファッションを提案できるようになっていきました。
おしゃれにサイズが最も重要であることに変わりない
ある日、とあるお客様がずっとLサイズで良いと言っているところを、騙されたと思ってMサイズ買ってきてみてくださいと提案しました。
正直いまいち納得はされていない感じでしたが、Mサイズを購入されていきました。
それからしばらくしてそのお客様が来店されたとき、「職場の女の子に褒められたよ」と言って、言われたとおりのサイズを着て良かったと喜んでくれました。
そして、ぼくはやはりサイズが一番重要だと思いました。
まずジャストフィットする服を着ること、その上で工夫して着こなすことが、低身長のぼくがおしゃれになるポイントだと確信しました。
そこから、おしゃれになる低身長メンズファッションを考え始めました。
低身長メンズのおしゃれを確立していく
たくさんの接客を通して手探りながら着実に、低身長メンズファッションを自分の中に築き上げていきました。
自分と同じように身長の低い男性に喜んでいただけるようになり、おしゃれになる方法だけでなく、身長を高く見せる方法も合わせて提案していきました。
そのうちぼくは、この低身長メンズファッションをより多くの自分と同じ身長が低いメンズに広めたいと思うようになっていました。
RetroPics.との出会い
しかし、問題がありました。
それは「このままアパレル店員を続けるだけでは広めることは難しいこと」と「そもそも小さいサイズのメンズ服が全然ないこと」でした。
話が少し変わりますが、ぼくは人生の岐路にいました。
2017年にアパレルショップの店員をやめて違う職種へと転職活動を行っていました。
ただそれとは別に、どうにか低身長とこれまでの経験をなにかしらの形で活かせないかと必死に考えていました。
コンプレックスである低身長を活かせないかと、ファッションの経験がなにかつながらないかと、2016年から続けている趣味の筋トレが役に立たないかと、低身長×ファッション×筋トレで「何かできないか?なにか生み出せないか?」と。
そんな悶々としていた中ネットの中で見つけたのがRetroPics.でした。
「こんなブランドがあるのか」と驚いたのと同時に、厚かましくも「これはぼくのためのブランドじゃないか」と思いました。
そして自分の持っているものすべてが活きる場所だと感じました。
モデルをやらせてくれと飛び込んだ
モデルの募集はなかったんですが思い切って「モデルをやらせてください」と、問い合わせの方から応募しました。
自分が考えていることがここのモデルとして一番輝くと思ったからです。
モデルを募集していなかったにもかかわらずなんと会っていただけることになり、当時運営していた代表の方と会ってお話をして、結果モデルの経験がなかった私をありがたくも受け入れていただきました。
それからモデル業務を続けていくなかで、ぼくと同じように服のサイズで悩んでいる人、コーディネートで悩んでいる人がいることを実感しました。
そして同時に多くのブランドがSサイズ以下の服を扱わない理由、Sサイズ(165cm以下対象)なのにサイズが合わない理由を知りました。
それは「売れないから、お金にならないから」というものです。
それで服がないのかと現実に落胆をしましたが、だからこそぼくにはなにかできると思い、徐々にブログやSNSなどでコーディネート紹介やレトロピクスの運営、さらに商品開発などいろんな業務に携わり、RetroPics.で本格的に活動をはじめました。
そうしてぼくは小さいサイズ専門ブランドの店長になった
ファッションを楽しんでもらいたい、ファッションを通して自信を届けたい、ファッションで人生が豊かになってほしい。
そんな想いで運営し、気づけばモデルから店長になりました。
「低身長メンズファッション」と「小さいサイズのメンズ服」をお届けし、ありがたいことに応援してくださる方がいらっしゃり、そういった方々に支えられています。
ぼくが入ってから約4年、今現在でさえこんなメンズブランドはRetroPics.しかありません。
ぜひ一緒にレトロピクスのモデルを通じて低身長メンズファッション・メンズ小さいサイズ(XXS・XS・S)を世の中に広めていきませんか?
低身長メンズファッションを盛り上げていきましょう!